GS1250ADV SUGURU’s DIARY

還暦超のアルピニスト・バイク乗りの極めて平凡な日常

手を離せ 目を離すな

手を離せ 眼を離すな
 ある学校でのこと。ある女性教諭が学級通信に、巷で「子育て四訓」と呼ばれている言葉を記載していました。私自身も以前からこの言葉の大切さを思うことがあり、以前に勤務していた学校で、同僚の書家にこの言葉を認めていただいた書を大切にしていました。
 肌も手も眼も心も…、それらを一切顧みないような放任では、子どもは親の愛情を体で感じることはないでしょう。ネグレクト、虐待…、そんな言葉を耳にするたびに親の責任について考えさせられます。逆に、いつまでたっても子離れできず、あれもこれもと手を出すことも子どもの自立をスポイルしてしまうことになるという事実にも思いを致すべきでしょう。
 こうしたことの保護者への投げかけは、現代の親御さんにはどう受け止めてもらえるでしょうか。
 話、変わりますが…。
 遠からず自分がボケ老人になったら、手や目や心を離さないでね…と家人にお願いしておくかな。