保守点検のためのお散歩
10月23日(日)
本日、お昼過ぎから地域の「郷土学習館」の名称がつけられた生涯学習施設で某会合がありましたので出席。その後、帰宅して少しばかり時間がありましたので、このところ放っておかれている長女のNinja400の保守点検のために、整備がてら近間を少々回ってきました。
車体回りの様子、ブレーキパッド、タイヤ空気圧を確認。こうした段取りを本人にもさせなければいけないよなあと思いつつ、本人任せだけなのも怖いなあと思ってしまうのがいけないところなのかもしれません。
さて、カウルには適度な?擦り傷があります。絆創膏を貼ることを推奨していますが、擦り傷を隠すこともなく開き直っています。ミラーやレバー類だけは新しく輝きがあります。なんででしょう。長女は、ミラーやクラッチ(ブレーキ)レバーは自然に生えてくると思っているのかもしれません。トカゲの尻尾やホホジロサメの歯じゃあるまいし…。
実に静かに目を覚ますエンジンです。毎度思うのですが、400cc二気筒のエンジンってこんなに穏やかだったかなあ…。ひと昔前…いや、ふた昔くらいかな、自分が二十代の頃…の400CCのバイクって、もう少し元気でパワフルな味付けであったように思います。車体の重厚感もあったと思うのですが、それは気のせいでしょうか。自分が早々に大型にスイッチしてしまったからなのかもしれませんが。
隣の市との境になる尾根につけられた道を走ります。適度なアップダウンのある屈曲路は行き交うクルマもほぼなく、気持ちよく深呼吸できます。この道、自分のランニングコースにもしていますし、積雪期はクロカンスキーで走ることにも活用させていただいています。極々近くに素敵な遊び場があることに感謝ですね。
長女の走らせ方では6,000回転以上回したことがないであろうエンジンにも、気持ちよく深呼吸をさせることも大事なミッションです。それにしても…、本当に軽い車体です。ライディングして感じる車体の剛性感は400のそれだなあ、と思います。穏やか過ぎて非力にも感じたエンジンも、7,500位まで回すとそれなりの元気が出てきた感じがします。車体が何分にも軽く、左右への切り返しは非常に軽やかです。普段のGSのテレレバーでは味わうことのない、フロントフォークを縮めて組み立てていく従来のコーナーリング構成を楽しむことができました。フロントタイヤの接地感がとてもつかみ易く、結構なブレーキングを試みても不安な要素はありません。取り立てて驚くような美点も見つけられませんが、不安を感じる弱点もなく、オーソドックスで誰でも安心して乗り回せる優しさがあるという感触です。
保守点検は以上で早々に切り上げます。スタンドによってから帰宅して、チェーンの洗浄と注油をしておきましょう。
スタンドによってセルフ給油。GS-Aの30ℓと違って、今回の給油は9ℓとささやかなもの。しかし…。ガソリンはいつの間にか増えるもの、と長女は思っているのではないかの心配がありますね。