山とスキーの専門店
信州松本 山とスキーの専門店ブンリン
本日、某県教育施設に訪問ののち、松本にある登山用具店に立ち寄りました。二週間ほど前に、長野のN夫妻とともに訪れて、新規導入した山スキー用具を受け取るためです。
こちらのお店は、いい意味で昭和50年代のテイストが色濃く残っている老舗山道具店(こう呼びたい…アウトドアショップではない)です。今や登山道具店も広くアウトドア用品を扱う系列店・チェーン店ばかりとなり、昔ながらの個人営業の登山用具店も見かけなくなりました。
そんな中、このお店は、昭和の登山用具店の香りが残っている稀有な存在です。学生のころ(昭和50年代だな)よく通った神保町や駿河台下にあった「さかいや」とか「ハクバ」とか、四谷の「たかはし」、高田馬場の「カモシカ」などを彷彿させる店構えです。(※「さかいや」も「さかいやスポーツ」となり、「カモシカ」の「カモシカスポーツ」となり様相が変わってしまいましたが…)
あの頃の登山用具店には、おっかない名物おやじが居たりしたものですが、同時に貴重なアドバイスや励ましをくれたりしたものです。今はどこ行ってもアルバイト店員がほとんどですけれどね。
若い時分には「道具に頼らず」という妙な矜持があったり、乏しい装備で立ち向かうというような「やせ我慢」も楽しかったりしたものですが、還暦過ぎの黄昏かけた登山者にとって「道具は大事」です。体力・気力の衰えた部分は「道具」でカバーです。
(若いときの自分が聞いたら、なんと府抜けた…と思うでしょうが、もう居直りです)
今回導入した用具については、実際に使用したところで、使い勝手などをご報告したいと思います。
使い初めに、どこの山に行こうかな?