GS1250ADV SUGURU’s DIARY

還暦超のアルピニスト・バイク乗りの極めて平凡な日常

夏山合宿訪問 一日目

 二日間のお休みが取れたので、山岳部現役学生さんたちが夏山合宿(前半・定着の部)を実施している剣岳へと訪問することにしました。
 剣・立山への入山は、ワタシとしては富山県側から芦峅を経由するものが正統であると思っています。大町からアルペンルートを経由するのは、なんだか「裏口入山」のような思いをぬぐえないのです。そうは言っても、長野県在住の自分としては近いしですし、交通費がかなり高額ではありますが、理にかなったルートであることは間違いありません。この日のように、自宅発 9:30という横着ぶりを発揮しても十分対応できるのです。
 
 自宅発  9:30頃  岡谷IC~安曇野IC
 扇沢着 11:00頃  駐車場で出発準備 チケット購入
 扇沢発 11:30   関電トンネル電気バス
          地下ケーブルカー  
          ロープウエイ
          地下トロリーバス
 室堂着 12:50頃
 室堂発 13:00頃  雷鳥沢キャンプ場

ミクリガ池経由雷鳥沢への道から俯瞰する地獄谷。かつて私たちは天狗平山荘からこの地獄谷を突っ切るようにつけられた道を行き来していました。現在は火山性ガスの噴出量が増えたため通行禁止となっています。

 

 雷鳥沢キャンプ場を越えていよいよ雷鳥沢の登りへと移ります。剣沢キャンプ場までのボッカとなりました。かつては毎夏、50キロ超の食料やテント、登攀道具等々を飲み込んだキスリングを担ぎ上げた道です。本日只今は20キロ少々?で苦戦中。
 さあ、学生さんたちへの差し入れは無事とどくのでしょうか?

 

  • 左 今日は自宅発10時という横着のため、扇沢から文明の利器フル活用で室堂。午後からの入山です。ようやく雷鳥沢キャンプ場が小さく見えるところまで来ました。差し入れは夕食に間に合うのでしょうか?  
    右 遠景ですが画面中央の台地に建つのがアルプス一番の天狗平山荘。今回はご挨拶できず失礼します。
 その後何とか乗り切って剣御前へと到達しました。ここで剣岳とご対面。久しぶりです。直近で登ったのは11年前に、H小学校の一緒だった先輩の先生をご案内して長次郎谷のルートから登頂した山行になります。もうずいぶん経ちました。
 
6月の谷川合宿以来の顔合わせになります。若さに満ちた山岳部の仲間たち。合宿も順調に進んでいる様子です。

その後、勝手知ったるガレ場の道を下り、16:30位に剣沢テント場に到着しました。丁度学生さんたちはテントの外で車座になって談笑していて、すぐにわかりました。学生さんたちみなさん元気一杯です。和気あいあいと和やかな雰囲気です。