GS1250ADV SUGURU’s DIARY

還暦超のアルピニスト・バイク乗りの極めて平凡な日常

朝があるって素晴らしいこと

朝があるって素晴らしいこと
 朝があるってほんとに素晴らしいことね。
 朝はどんな朝だって面白いわね。
 その日のなかで何が起こるのかわからないので、想像の余地がたくさんあるんだから。
 長女が「赤毛のアン」の熱心な読者でした。時々に読んだ感想やら思ったことを語りかけてきました。お気楽な父は、適当に相槌を打っていたのですが、よくよく聞いてみると、様々な場面にはっとする言葉が散りばめられていて、時々思い出すことがあります。上の言葉もそんなひとつです。
 三月も大詰めとなり、まもなく新年度を迎えようとしています。
 現役の頃を思い起こすと…。年度当初の朝、私たちは様々な思いを抱いて出勤をしました。新任職員や異動した職員のみなさんは緊張感も大きいと思います。継続して勤務する職員も新たな気持ちで、これから始まる日々に様々な夢と希望とを寄せることに努めて新学期のスタートを迎えていました。
 そんなときに大事にしてきたのが冒頭の一文です。「朝」「morning」という言葉を「新学期」「a new term」と読み替えると、とてもしっくりくると思っていました。もちろん、波乱や困難も出てくることであろうことは承知の上です。順風満帆で問題ゼロなんてことはあり得ないことも承知の上。それでも「わくわく」して迎えることを繰り返してくることができたことに感謝しています。
 それぞれの学校と地域、そして子どもたちの良さに目を向け、毎日、発見の喜びのある心で過ごして行くことができたらいいと思っていました。県下数多ある学校の中で、その学校で出会ったことも何かの縁。そんな職員が力を合わせて、その学校に新しい風を吹かせ新たな実践を積み重ねていくこと。そうしたことを共通の願いとして、やり甲斐となっていくことを願いながら、新学期を迎えたいと思っていました。
 それぞれの場で新しいスタートをする皆さんが、清明な気持ちで「わくわく」する思いを抱いて新たなステージに臨むことができますように!
 原文は次の通りです 
 All sorts of mornings are interesting, don’t you think?  You don’t know what’s going to happen through the day, and there’s so much scope for imagination.
  Morning at Green Gables (CHAPTER IV)