経ヶ岳バーチカルリミットの記憶
第36回全日本学生選手権個人ロードレース大会女子は渡部春雅が優勝 〔2021.09.20 の記事から〕
少し前のことですが、日本学生自転車競技連盟が主催する標記大会が9月18日(土)・19日(日)に群馬サイクルスポーツセンターにおいて開催されました。女子ロードレースは、1周6kmのコースを17周する102kmという過酷なものですが、この種目を制したのは渡部春雅さん(明治大)でした。
5年ほど前のことになりますが、私は、この選手が中学生の時に出場したトレイルランで一緒に走り(…は、一緒に? たちまち見えなくなっただろうが!)、その見事な走りを目の当たりにしていました。
5年前、長野県南箕輪村で「経ヶ岳バーチカルリミット」というトレイルランレースが開催されました。同大会に出場した渡部春雅さんは、弱冠13歳で並み居る強豪女子トレイルランナーを凌駕する走りを見せて見事優勝に輝きました。
そのレースでトップを争ったのが、私が勤務していた学校のお隣の学校の栄養士さんでした。…そして、スタート後30秒くらいでトップ選手は見えなくなってしまうのですが、私も同大会に出場していたのです。
9月18日のロードレースにおいても、2周目に早くも単独で飛び出し、後続集団は誰も追えず、6周目が終わったところで渡部選手と集団との差は1分5秒に広がったといいます。その後も1周10分50秒台〜11分10秒台で淡々とラップを刻み、後続を引き離してそのままゴールしました。2位とは8分あまりの差をつけての圧勝です。
今後のさらなる大活躍に期待したいなあ。
5年前のトレランの様子について、その時に記述したものがあるので、お恥ずかしながら画像として掲載いたします。それにしても、オリンピックが視野に入る選手というのは幼少の頃からすごいものなんだなあ…と思います。
栴檀は双葉より芳し…なんですねえ。